会計帳簿は決算書作成の基礎!

2016-06-14
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こんにちは、東京千代田区の都丸税理士事務所です。

 

当事務所では、会社設立、創業支援、創業融資等、会社経営に関わる様々なサポートを実施しています。

 

会計帳簿は決算書作成の基礎!

 

会社を設立したら、会計帳簿の記帳は義務です。

 

会社の会計業務の最終目的は決算書を作ることであり、会計帳簿はその決算書を作成する際の基礎となるものです。

 

会社法432条では、株式会社は適時に、事業上の取引等について、すべて正確に記録することが定められています。

 

とはいえ、「帳簿」は複雑で分かりにくいもので、慎重にチェックをしていても、ついつい不備が出てきてしまうこともあります。

 

6月のコラムは、この「会計帳簿」について分かりやすく解説したいと思います。

 

会社設立をしようと考えている方、設立したばかりの方には特に参考になると思います。

 

また、会社経営をされていて、すでにベテランの方もこの機会に「会計帳簿」の基本を再確認されることをお勧めします。

 

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「会計帳簿」の種類

 

会計帳簿にはさまざまな種類や目的がありますが、大きく分けると主要簿補助簿の2つに分類することができます。

 

「主要簿」とは、会社の取引全体を、複式簿記においては必ず作成しなければならないものです。

 

経営状態を把握する上でも欠かせない帳簿ですので、経営者は「主要簿」のつけ方は理解しておく必要があります。

 

一方、「補助簿」はその名前のとおり補助的な役割を担う帳簿です

 

必要に応じて作成することになります。

 

それでは、主要簿と補助簿について、それぞれどのような帳簿なのかもう少し詳しく説明をしていきます。

 

主要簿とは

主要簿には、次の3種類があります。

 

1. 日記帳

 

日々の取引内容を取引の発生順に記録します。

 

他の帳簿をつける際に取引内容が整理できるため便利なものですが、日記帳は必須の帳簿ではなく、仕訳帳が日記帳を兼ねていることが通常です。

 

2. 仕訳帳

 

日々の取引内容を発生順に記載し、借方・貸方に分け、対応する勘定科目へ仕訳していく複式帳簿です。

 

仕訳帳を見れば取引の日付と内容と金額が分かるという帳簿です。

 

3. 総勘定元帳

 

仕訳帳をもとに勘定科目ごとに分類して個別にまとめた帳簿です。

 

項目ごとに一覧で確認できる帳簿です。

 

補助簿とは

補助簿にはさまざまな種類があります。

 

 

  • 「現金出納帳」  ・・・・・ 現金の入出及び残高を管理するための帳簿

 

  • 「預金出納帳」  ・・・・・ 預金の入出及び残高を管理するための帳簿

 

  • 「経費帳」    ・・・・・ 必要経費についてまとめた帳簿

 

  • 「固定資産台帳」 ・・・・・ 減価償却資産や繰延資産について管理するための帳簿

 

  • 「その他」

 

 

そして、補助簿の中でも、特に重要なのは、下記の2つの帳簿です。

 

 

1. 「仕入先元帳(買掛金元帳)」

 

仕入先元帳は買掛金元帳とも呼ばれ、仕入先ごとに取引を管理するための補助簿です。

 

仕入先別に取引内容や買掛金を分類して記録することで、過去の取引を整理することができます。

 

2. 「得意先元帳(売掛金元帳)」

 

得意先元帳は売掛金元帳とも呼ばれ、得意先ごとに取引を管理するための補助簿です。

 

得意先別の取引内容や売掛金を記録することになります。

 

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会計帳簿を作成しないデメリット

 

正確に会計帳簿をつけることは、経営状態を常に正確に把握することに繋がります。

 

しかしながら、そんなにたくさん記帳するなんて面倒くさいと思い、会計帳簿を作成しない場合は、下記のようなデメリットが生まれてしまいます。

 

日記帳を作成しない場合

日記帳はすべての帳簿の最も基礎となるデータです。

 

日記帳で「生の数字」を残しておかないと、記帳ミスがあった際に気づくことができません。

 

仕訳帳及び総勘定元帳を作成しない場合

この2種類の主要簿については、会社法で義務づけられているものなので、正確に作成しない場合には100万円以下の罰金を命じられます。

 

法人税の申告にあたっても記帳が義務づけられているものです

 

仕入先元帳及び得意先元帳を作成しない場合

取引先の多い事業の場合は、取引先との関係を正確に把握できなくなるリスクがあります。

 

事業を管理しスムーズに進めるためにも、作成すべき帳簿です。

 

 

まとめ

 

会計帳簿は、いわば会社の「通知表」であり、経営戦略を立てる上でとても重要な資料なのです。

 

そのため正確に帳簿をつけることが大切です。

 

今までの説明を読んで会計帳簿を正確に作成することは大変難しいとお感じになるかもしれません。ただ、実際には会計ソフトを利用して会計処理を行うでしょうから、会計仕訳を入力することで、上で説明した帳簿の大半が会計ソフトで作成されるため、身構える必要は全くありません。

 

会社の設立、創業支援にてお悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談下さい。

 

また、起業する為の記帳や申告について何から手を付けたらいいか等を知りたい方、 会計や税務でお悩みの方、その他に税金についてざっくばらんに聞きたい方はお気軽にご相談ください。

 

個々の企業様の状況に適したサービスを提供致します。

 

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