資本金はいくらにすればいいの?(相場編)
こんにちは、東京千代田区の都丸税理士事務所です。
当事務所では、会社設立、創業支援、創業融資等、会社経営に関わる様々なサポートを実施しています。
株式会社を設立するには、資本金が必要です。
「株式」会社なのですから、設立に際して必ず1株は「株式」を発行しなければいけません。
1円以上の価値がある金銭又は現物資産がなければ、株式会社は設立できないのです。
しかしながら、前回のコラムでご説明した通り、1円以上で設立できると言っても、実際に1円で設立するのは現実的ではありません。
資本金が多いと、対外的には経営基盤が安定していると見られます。
そのため、取引先や金融機関など外部に決算書を提出する必要があることが想定される場合には、資本金は少しでも多い方が良いでしょう。
そうはいっても、はじめから数千万円から数億円もの多額の資本金を用意できる会社はそうはいませんよね。
では、一体どの程度の額の資本金額が妥当なのでしょうか?
今回のコラムでは、資本金の額の相場についてお話したいと思います。
資本金の額の相場は?
総務省の統計で、日本全国の株式会社の資本金の相場・平均が出ています。
産業分類別になっているので、参考にしてください。
【総務省の統計】
(出典)
「平成21年経済センサス‐基礎調査結果」(総務省統計局)(http://www.stat.go.jp/data/e-census/guide/basic/result/chart8.htm)
(平成28年8月17日に利用)
上の表を見ると、300万円~3000万円が90%近くを占めていることが分かると思います。
電気・ガスなどのインフラ系企業や鉱業、採石業など国の基幹事業系の会社はやはり資本金が1000万円以上が大半です。
しかし、建設業、情報通信業、卸売・小売・不動産、サービス業などは、300万円~500万円が多数を占めています。
これから行う事業が産業大分類のどこに当たるかで、大体の目安にしていただけるかと思います。
会社設立を検討中の方、もしくは設立して間もないという方は、特にいろいろな疑問もあると思います。
また、起業するための記帳や申告について、何から手を付けたら良いか等を知りたい方、 会計や税務でお悩みの方、その他に税金についてざっくばらんに聞きたい方もお気軽にご相談ください。
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